カヌー制作 ~ステムの制作・接着~
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カヌー制作 ~ステムの制作・接着~

ウッドカヌー製作

カヌー制作 ~ステムの制作・接着~
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先週、しばらくぶりにまとまった時間が作れたのでステム材を接着する作業をしました。


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バラバラになると、どれがどれだかわからなくなるので番号ふっときます。
ア1~3とイ1~3をそれぞれ接着します。
ちなみに×印は接着しないのサイン。
アウターステムとインナーステムは分けておく必要があるので[ア1]と[イ3]は接着しません。
一番下のは、寸法ミスをカバーするためのスペーサー代わりなので、これも接着しません(~~;
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接着は2液式のエポキシ接着材を使用します。
ホームセンターのものはごく少量なのに超高いので、キロ単位で買えるものを
ネットで探しまくってようやく見つけました。
分量を正確に計って1:1の割合で混ぜます。過熱するため50g以上は一度に作らない方がよいそうです。
容器、へら、刷毛などは使い捨てになるため、もったいないので家にあるのもので代用します。
今回の作業なら紙コップと割り箸、へらの代わりに適当に端材で充分でした。
ちなみに、主剤と硬化剤を別々のスプーンを使用しないと、後で面倒な事になるので要注意。
今回初めて使うのですが、相当に強固な接着剤のようです。
硬化後の除去はほぼ不可能なので、手袋と汚れてもよい服、床を保護するの新聞紙必須。
揮発系ではなく2種類の液を混ぜて、化学反応により硬化させるため
硬化後のひけもなく、あのツンとした刺激臭もありません。
硬化に最低12℃、通常は20数℃以上でないと硬化不良を起こしやすいそうなので
接着剤もステムの材料もリビングにおいて温めておきました。
室温もエアコンを強めにセットしていたので、部屋が暑い…(–
温度が心配でステムはコタツの中に入れていたので家族のヒンシュクをかいました(汗
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30秒以上充分に撹拌せよとのこと。ムラのないようにしっかり混ぜます。
容器の内壁に着いた溶液も掻き取ってしっかり混ぜないと硬化不良の原因になります。
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準備が整ったら、手際よく塗ります! 厚すぎず、薄すぎず、丁度良く。
なんか焦って写真も撮らずに急いで作業しましたが、
今思えば実際は硬化するまで何時間もかかる接着剤なので結構のんびりやっても問題ありませんでした。
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接着剤を塗り終えたら、モールドに再びクランプを使って固定。
この際、はみ出した接着剤はヘラできれいに取り除いてから、
アセトンなどの溶剤を使ってふき取っておきます。

これを忘れると後が面倒です。完全に硬化すると硬くて削るのが難儀なうえに、
アウターステムとインナーステムがくっ付いて取れなくなる危険性あり。
じつはもう少しでそうなるところでした(^^; あぶね~
あとは、室温を下げないように注意しつつ、硬化するのをひたすら待ちます。
2時間ほどして触ってみても、まだべたべたの状態。
硬化するのは24時間後。完全硬化にはさらに数日を要します。
で、数日後…
モールドから取り外し、くっ付き具合を確認したらカッチカチに固まってました。
この接着剤はカヌー製作以外でも重宝しそうです(^^v

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