カヌー製作 ~モールドの型紙づくり~
イラストレーターで作図したモールドを、合板(1800×900×12)に転写するための型紙を製作します。
連続した8本の曲線はカヌー正面から見たモールドの形状です。左右対称なので作図の段階では片側を省略しています。
小さい丸がたくさん並んでいるものがステムモールドで船の先端部分。
丸い穴は、ステムというパーツを曲げ加工する際にクランプで固定するための穴です。
A4プリンタしかもってないので、分割出力して貼り合わせます。
正確に貼り合わせるために、印刷の際にガイドを設けました。
Station0(センターモールド)からStation7までの型紙
ステムモールドの型紙
プリントした物をならべてみると、予想以上にデカイww
まあ人間が乗るんだからこのくらいあって当然か…(笑
さて、早速貼り合わせよう!
貼り合わせ用のガイド
ガイドを引いてプリントしたものの、余白が邪魔です・・・ 線が隠れて見えない。
余白無し印刷は出来るのですが、プリンタドライバが印刷サイズを自動調整する事があるので使いません。
四隅の余白を切り落とすと合わせやすいです。
ただ、人の手で貼り合わせるため、どうしても細かいズレが生じてしまい
最後に1~2mm合わなくなりました。無理やり合わせたら用紙が波打ったww
いきなり糊付けするよりも、一旦セロハンテープで仮固定してから貼ったほうが良いかもしれません。
下の写真のように、貼り合せて段差になっている箇所にモールドのラインが長く被ると
転写の際に線が引きにくいので要注意!
合わせやすいようにと、こんな線↑にしましたが
これで充分。というか、こっちの方法↓が断然合わせやすかった…
何とか綺麗に貼れました!
頭の中でイメージしてたサイズより随分大きく感じます。
ちなみに大判出力の環境があれば、この作業は不要です。
会社の大判出力機使えば一瞬だったなww まあ、まあそういうわけもいかないので(^^;
ま、これも経験!
次は、この型紙を使って合板への転写です♪
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