愛用しているモーラナイフのコンパニオン・ヘビーデューティに再度黒錆加工を施しました。
ほんとはスーパーブルーという薬品を使いたかったのですが、近くの店で販売していません。
ネットで買うにしても到着まで待つのが面倒なので、今回も紅茶とレモン汁のおなじみの方法で行うことにしました。
黒錆加工前の状態です。以前行った黒錆加工が完全に取れてしまいました。結構ハードに使っていたのと、錆びて研ぎ直したりしているうちにこんな状態に…。
使うごとに研ぎ直しているので、常にしっかり切れる状態にはなっているのですが、研ぎ方が下手なせいかあまり綺麗な仕上がりとは言えませんね…。
ということで、改めて黒錆加工を施して隠してしまおうという魂胆です。
準備するもの
必要なのは紅茶のティーバッグとレモン汁の2つだけ。紅茶もレモン汁も100均で売っていました。
ナイフの刃が全部浸かる量の濃い紅茶を作ります。紅茶のティーバッグ3個が目安。
この紅茶の2割の量のレモン汁を入れてかき混ぜます。
黒錆加工開始
この液体に油分をしっかり洗い落としたナイフを入れて待つこと数時間。目安は1~4時間です。
今回は黒錆加工のさいちゅであることをすっかり忘れ、6時間程つけてしまいました。
取り出したときに注意しなければならないのは、
完全に乾くまで表面をこすらないこと!
水分を布巾などで拭き取ると定着していない黒錆が剥がれて残念な結果になります。前回それでちょっと失敗しました…。
ドライヤーで乾かしてから更に数時間放置すべきなのですが、乾かさずに放置していたら若干赤錆が…
まあ、いいか。
今回は擦らずに乾燥させたので前回よりも濃い黒色になりました。
黒錆加工後は切れ味が落ちるので、軽く刃付けを行って完了です。
脱脂が不完全だったのか二度目だからなのかはわかりませんが、若干の斑が目立ちますね。
もともとの地肌が均一じゃないし、これはしょうがないか。
紅茶とレモン汁を用いたナイフの黒錆加工は簡単にできるうえ、費用もほとんどかかりません。
お手持ちのナイフに黒錆加工を施して男前度を上げてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、ステンレス製のナイフには黒錆加工はできません。
〆