去年、天候不良のため途中で引き返した沢のリベンジ。昨年同様に相方と2人での遡行です。
想定外の障害が多数発生しましたが、今年は無事に目的の滝まで到達することができました。
土砂崩れで林道が使えず、いきなりピンチ
この間の豪雨の影響で林道が通行不能になってました。
まじか…
入渓ポイントまで5キロ程も手前で、、、徒歩で進めば往復3時間近く行程が増えるのでかなり痛手です。
とりあえず、無理せず行けるとこまで徒歩で入渓地点まで向かうことにしました。
ペース上げるために、小さなザックに必要なものだけ持っていくことにしました。
とりあえず早足で林道を進むことにします。
歩いている途中、道路脇の土砂崩れや道路脇の崩落だけでなく、流水で道路が削られているところがかなり多かったです。道路を復旧させるには時間がかかりそうですね。
藪こぎ
昨年はここまで車で来れましたが、今年はこんな感じ。
藪道へ入り口もかなり激しく崩れてました…。
もはや原型とどめてないですね。
藪道への入り口がまったく見えませんでしたが、倒木の間に運良く通れるスペースがあったため無事突破。
ここから入渓ポイントまでひたすら藪こぎです。
この先は崖のへりを歩くので、崩れていたらそこで終了です。
道が無事でありますように!
いよいよ入渓
昨年と同じく、砂防ダムから入渓。
高所は苦手ではないですが、この高さはさすがに怖いです。
慎重に通過しました。
まずは昨年撤退した淵まで進みます。
季節的なものなのか、昨シーズンの雪が少なかったからなのか分かりませんが、水量が少ないのでかなり歩きやすいです。
中間地点の滝に到着。
昨年撤退した淵を突破
両岸ともへつるのは難しいので、途中から急に深くなるので泳いで滝まで近寄るつもりでしたが、流れが予想以上に早くて押し戻されてしまいます。
仕方がないのでロープに棒付けてアンカー代わりにして投げるという原始的な方法で突破。
目的の滝までいくつか小滝越えるつもりでいましたが、以外にも体が濡れるところはこの淵だけでした。
目的の滝まであと少し!
目的の滝に到着!
小さな岩登って顔上げたら大きな滝が視界に飛び込んできました。
予想していたよりも大きくて、かっこいい立派な滝です。神々しい姿に感動しました。
写真には写せない迫力がありました。何時間もかけて来た甲斐があります。
私はインスタントラーメン担当。
滞在できる時間が限られているのでインスタントとレトルトで手短に昼食をとりました。
その後、名残惜しいけど急いで下山。
沢近くの山で一泊の予定でしたが、中止して予備のキャンプ地まで移動することにしました。
さあ、肉焼いて祝杯あげるぞー!