次男のそうまと友人親子の4人で、やまがた百名山の熊野山(640m)に登ってきました。
ホントは長井の百秋湖でカヌーの予定だったのですが、カヌー下ろす広場へ続く道の工事が長引き通行止めが解除にならなかった…。
湖面利用の申請出していたので、事前にダム管理事務所の方から連絡いただいてホント助かりました。
熊野山ってどんな山?
朝日山地の南端、置賜野川が形成した扇状地の扇頂部に位置する山です。標高は670mと低い里山ながら、比較的尾根筋が長く重厚な山容を見せています。
山頂までの途中には地元・旧平山村の産土神として祀られた熊野神社があり、散居集落や長井市街地を一望できます。また、尾根筋には二ヶ所の展望地が設けられており、長井ダムをはじめ大朝日岳から祝瓶山までの朝日連峰南部を望むことができます。山頂付近は南側の展望が開けており、南陽から米沢までの置賜盆地を一望できます。※地元では熊野神社のポイントを「熊野山」、山頂を「無名山」と呼び親しんでいる方も多いですが、やまがた百名山としてはこの山域のピークである670m地点を「熊野山」としています。
標高 | 670m |
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登山適期 | 3月~11月 |
日程 | 日帰り |
駐車場の登山口から登り始め
スキー場の中有車上に隣接するコミュニティセンターは休業中。
自販機があったので下山後に冷たいコーラを期待しましたが残念ながらこちらも休止中です。
まなび館近くの登山口ではなく、スキー場の駐車場からスタートしました。
ゲレンデをてくてくと登ります。
なんと、虫かごと虫取り網を携えた珍しい登山スタイル(笑
さ、頑張って登ろう。
至るところに手作りの案内があってとても親切です。地元の方々に愛されている証拠です。
鍛えるために、でかいザックに荷物たくさん入れて重たくしてきたそうま。
水だけで約3L背負ってるようなので、全部で6kgくらいかな。頑張れ、そうま。
ゲレンデ登りきるまでもう少し。
いつのまにかススキが映える季節ですね。
杉林〜四等三角点
ゲレンデを登り切ったら、林の中を歩きます。
天気が良くて暑かったので木陰歩きがありがたい。
熊野神社まではあと少し。
四等三角点〜熊野神社
杉林の道の途中に長井市を一望できるポイントありました。
子どもたちの「山頂はまだ?」の確認が増えだします。
あと少し、そう思うとなかなか着かないあるある。
熊野神社到着。
子どもたちのペースが予想以上に早く、昼食までもう少し時間があったので、展望台まで歩くことにしました。
展望地までの道の途中長い市内を見渡せる場所が何箇所かあります。
視界がひらけるので気分がいいです。
熊野神社〜第一・第二展望台
こういう各地の山々の歴史とかに触れるのは結構好きです。
特に地域の里山は、その地域の文化や風土を感じることができるので大好き。
御神木の杉の木。写真では伝わりにくいですがとても大きく迫力のある御神木でした。
第1展望地到着。景色もよく神社からすぐの場所なので、行かれることをおすすめします。
後で明かしますが、ある理由からも行ったほうが良いですね(笑
カヌーで遊ぶ予定だった長井ダムと祝瓶山のツーショット。
第2展望台に到着。第1展望地からすぐの場所です。
到着した子どもたちの第一声は、
「第1展望台と全く同じ景色だね…」
たしかに、そのとおり…。
このとき道標に第3展望台(無名山山頂)まで10分とありましたが、
この無名山という表記にやられました。
てっきり先程の神社が山頂と認識していましたが、やまがた百名山の定めではこの無名山の670mピークにある三等三角点が熊野山山頂となっているようです。
登山口の案内板にも「熊野山(熊野神社)」と記されていたので、完全に神社が山頂だと思いこんでました。
今思えば、第1展望地605m、第2展望地637mとはっきり書かれていているから山頂の670mに到達していないのは明らかなのですが、神社が670mと思い込んでたので「あれ、そんなに下ったかな」くらいにしか思ってなかった…。
思い込みはほんとに危ないですね。場合によっては命取りです。気をつけなきゃいけません。
もちろん家帰ってから本を見て気がついたので時すでに遅し…
また、のぼらなきゃな。
第2展望台からの祝瓶山。かっこいい山容です。
東北のマッターホルンて呼ばれてます。
熊野神社で昼ごはん
展望台で昼食にしても良かったのですが、子どもたちの希望で神社まで戻ってからの昼食タイム。
そうまはチーズカレーヌードル。
私は念願のカップヌードルの味噌。
おむすびが合うランキング第1位らしいので、しっかりおにぎりも持ってきました。
確かにカップヌードルシリーズの中では米に合う味です。
昼飯食べて少し休憩してから下山。
このあと長井葉山の麓でキャンプです。楽しみだ!
つづく