そうまが週末は山に登りたいというのでどこがいいか聞いてみると、なんと雁戸山。
5年生になり体力もついてきたので挑戦させました。
かずは2年前に登頂していますが、もう一度のぼりたいそうなので我が家の男子チーム3人で行ってきました。
雁戸山(1484.6m)ってどんな山?
雁戸山は北雁戸、南雁戸の双耳峰で構成され、その急峻な山容がガンドウ(のこぎり)を連想させることからこの名で呼ばれるようになったと言われます。
カケスガ峰から雁戸山頂までの稜線は、眺望が抜群です。雁戸山山頂北側は「蟻の戸渡り」と呼ばれる細い岩稜になっています。また、笹谷峠からの登山道は蔵王連峰縦走コースの一部となっており、雁戸山より約4時間ほどで熊野岳に着きます。
笹谷峠の北にある山形・仙台神室と併せて、県内はもとより、宮城県側からも多数の登山客が訪れています。
スタート地点は関沢のゲートから
笹谷峠の駐車場から登り始めの予定でしたが、関沢のゲートが空いていないのでここから登ります。
8月まで閉まっているそうなので、雁戸山や山形神室に行かれる方はご注意ください。
道路を何度か横切りながら笹谷峠に向かいます。
木陰なので涼しくて気持ちが良いです。
途中の休憩でカメラを忘れてくるという大失態… すぐに気がついてよかったー。
笹谷峠
1時間ほどかけて笹谷峠に到着。さて、ここからが本番。
開放的な雰囲気を味わいたかったらしい。
そうまは早くも若干心折れ気味… 始まってすらいないのにここで終わりにするかどうかで迷い出す。
「山頂の景色が素晴らしいぞ」と兄に励まされやる気を取り戻す。
無理そうなら引き返せば良いのでとりあえず出発。
八丁平
八丁平をひたすら登ります。ひたすら続く単調な道で景色も見えないので子どもたちはちょっと苦手。
この道があるから稜線に出て展望が開けたときの感動が大きくなると思うんです。
関沢へ下る分岐。帰りはこの道を使います。稜線までもう少し!
途中のブナ林が気持ちよかったです。
しかし、なんでブナ林を歩くのって気持ちいいんでしょうかね?不思議です。
蟻の渡から山頂まで
稜線に出ると最高の景色。これが見たかった!
鳥海山、月山、朝日連峰、飯豊連峰、蔵王など、山形の代表的な山々を見渡せました。
パノラマ写真にすると壮観ですね。
山頂手前から急勾配の岩場が多くなります。
かず的には雁戸山のハイライトはこのあたりの岩場を登るところらしい。
わかる。すごくわかる。
この辺からカメラの設定を間違っていたようです。
ほとんど真っ白な写真ばっかりで使える写真はほとんどなし… 本当に悲しい。
眩しくて画面あまり見えなかったので気がついてませんでした…
山頂到着
約4時間で雁戸山の山頂に到着。
帰り時間を多めに取るため食事取ったらすぐに下山開始。
帰路は八丁平の分岐で西に折れ、関沢まで一気に下るコース。
若干の時短を見込めるのですが、勾配がきつくで結構足に来ますね…。
登りはじめの杉林で道がわかりにくい箇所がありますが、しっかりした道でした。
まとめ
関沢から登ったため、予定よりも1時間半くらい長い工程だったのでそうまが少し心配でしたが、兄を超えるガッツで歩ききりました。
トータル7時間40分、よく頑張りました。
雁戸山でへとへとになったそうまは、目標にしている「大朝日岳が怖くなってきた…」らしい。
さて、次は鳥海山だ。張り切って行こう!