長男のかずと2人で、やまがた百名山の山形神室岳(1344m)に登ってきました。
山形神室ってどんな山?
山形神室は、すぐ東にそびえる仙台神室の兄弟峰です。その山名は山容がちょうど戦国武将の兜に見えることに由来すると伝わりますが、寧ろ兜のイメージに相応しいのは仙台神室のほうで、山形神室は女性的な優しい姿で、優美にしてたおやかなる山です。しかし、山形盆地からは、そのピークがほんの少し突き出て見えるだけなので、その優雅な姿を見るには目をこらさなければなりません。
展望が良いのは、山頂から少し西に下った場所、初夏であれば山形市街の向こうに朝日連峰や月山の雪を頂いた神々しい姿が眺めることができます。北には、面白山から御所山へと続く稜線が、そして南には蔵王連峰へと続く稜線が、それぞれ雄大な景観を形づくって、奥羽山脈を果てしなく連ねています。
駐車場と登山口
笹谷峠からの登山口は駐車場脇にあります。20台位は停められると思いますがそれほど大きくはありません。
天気が良い週末はすぐ満車になり、道路脇に駐車することになります。
駐車場東側の登山口。駐車場にはトイレもあるので、登り始める前に身軽になっておきましょう。
関沢のゲートは空いていますが、宮城県に抜ける笹谷峠のゲートはまだ開いていませんでした。どうやら道路が崩落してるようで6月下旬まで通行止めのようです。
登山口〜ハマグリ山(1146.1m)
手前の山を登ると休憩にちょうどよい広場があります。
無名のピークかと思っていましたが大関山という名でした。
ハマグリ山に到着
ハマグリ山(1146.1m)〜トンガリ山(1241m)
ハマグリ山を過ぎると、トンガリ山と山形神室が視界に入ります。
トンガリ山の山頂
トンガリ山からみえる蔵王。
トンガリ山〜山形神室
ちょっとした岩場を下ります。
わずかに雪が残ってました。雪渓と言っても数メートル程度の残雪だったので難なく通過。
山形神室まであと少し。かず曰く「見えてからが長い…」
そう。そのとおりだよw 最近山の経験が増えてきて、いろんな山あるあるに気が付き始めるかずさん。
エゾハルゼミがいました。
山形神室山頂(1344m)
山頂到着。
三角点にもタッチ。
いつもはカップラーメンがほとんどですが、今回はちょっと手をかけて生姜焼き丼を作ってみました。
時短のつもりでお湯で温めるタイプのレトルトごはんを持っていきましたが、温め時間を見誤りカチカチの米に…。
いつもと違うことするよりも、いつもどおり米炊いたほうが早かった気がします。
食事の後は来た道を戻り下山しました。
鍛えるたいからと、いつもより重めの6〜7kgぐらいの荷物背負って歩いたかず。
年々パワーアップしてきて頼もしいです。
次はどこの山行こうかな。
〆