スキンシールの保管方法
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スキンシールの保管方法

2019年4月25日
スキー

みなさんはスキンシールの手入れってどうやってますか??

数シーズン使ってみて自分なりに試行錯誤してみた結果わかったことをまとめてみたいと思います。

ちなみにスキンシールとはスキーのソールに貼り付けることによって、スキーを履いたまま斜面を登ることができるようになるバックカントリースキーの必須ギアです。

山道具の中でも、取り扱いが面倒というか、デリケートな部類に属するギアだと思います。

 

使用後の手入れ

基本的にはスキンに付着した汚れを取り除き、乾燥させれば私は十分だと思います。

グルー面が濡れているのであれば一時的にチートシートに貼り付けて乾かすくらいで特別な手順は不要です。ついでにグルーや各パーツに異常がないかチェックしておくと、次使うときに安心です。

このとき早く乾かすために暖かい部屋に置いたり、熱風を当てたりしてはいけません。
グルーが軟化してしまい使えなくなる場合があります。

スキンセーバーに張りっぱなしも絶対に駄目です。時間が経つと布地の間にグルーが入り込み剥がせなくなります。

 

スキンシールの保管方法

濡れの乾燥ならチートシートが良い

最初は買ったときについてきたチートシートに貼り付けて保管していましたが、これはあまりおすすめできません。
シーズン中のごく短期間であれば問題ないですが、オフシーズン中にチートシートに貼ったまま長期保管するとベッタベタにくっつきます。

 

長期間張りっぱなしにしておくとグルーの部分が網目に食い込んで跡が残ったり、千切れたりします。私は初年度のオフシーズンにチートシートに貼ったまま保管したらくっついてしまい、グルー面に格子状の食い込み跡が付いてしまいました。

ちなみに今回紹介しているのはブラックダイヤモンド製のチートシートとスキンです。メーカーによって特性に差はあると思います。

 

自宅保管や長期の保管はクッキングシートがおすすめ

色々試しましたが、コストパフォーマンス的にも手間的にも負担が少ないのはクッキングペーパーに貼り付けておくことでした。
100円ショップにもありますし、キッチンに常備してるご家庭も多いと思いますので手に入りやすく、とても扱いやすいです。両面にシリコン加工されているものがおすすめです。

※間違えることはないと思いますが、キッチンペーパーではなくクッキングペーパーですよ!

 

クッキングシートを用いた保管方法

スキンシールの半分より若干長めにクッキングシートを準備。大体1メートルぐらいです。

まずシールの片側を貼り付けます。

次に、折り目が重なるようにして半分にたたんで貼り付けたら完了。

クッキングシートは簡単に剥がれてしまうし風があると元通りに貼るのは困難なため、山行には向かないと思います。あくまで自宅保管向きです。

この状態で直射日光が当たらず、室温が低いところで保管します。

 

オフシーズンの長期保管

水分と汚れを落とし、シールのグルー全面をクッキングペーパーに貼り付け、可能なら巻かずに真っ直ぐのまま保管します。

場所は直射日光が当たらず、比較的涼しい場所がよいです。真夏に高温になる場所への保管は、グルー劣化の原因になるため注意が必要です。最悪の場合クッキングペーパー側にグルーが全部写ってしまうことがあります。

私はオフシーズンの保管は玄関脇の物置に入れています。
玄関ドアの開け閉めが多いので熱がこもりにくく、2階に比べ涼しくて直射日光が当たらない冷暗所であることが理由です。3シーズン目になりますが、これまで大きなトラブルなく保管できています。

どうしても適した場所が見つからない場合は、冷蔵庫の中に入れるのもありです。私の知り合いでオフシーズンは冷蔵庫保管の方が実際にいます。ただし、ご家族の同意を得ておきましょう。捨てられると厄介です(笑)


まとめ

・使用後はよく乾かす。

・使用後にスキンセイバーに張りっぱなしNG

・高温多湿、直射日光はNG

・長期保管はチートシートよりホットクッキングペーパーがおすすめ

・クッキングペーパーは両面シリコン加工のものが使いやすい。