コールマン286Aの燃料詰まり改善方法DIY ジェネレーターの分解掃除のしかた
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コールマン286Aの燃料詰まり改善方法DIY ジェネレーターの分解掃除のしかた

2021年3月1日
DIY

ジェネレーターから燃料が出てこなくなっていたのでメンテンスしました。

しっかりポンピングしてバルブを開いても、燃料を噴射するシューという音が聞こえません。

とうとう来たか、ジェネレーターのトラブル。

新品のジェネレーターと交換すれば一発で解消しますが、今回は分解掃除の仕方を紹介します。

ぜひチャレンジしてみてください。

 

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トラブルの原因

バルブを開いても燃料噴射の音が聞こえず出てこなかったり、明るくならない、明るさが安定しない…

このように燃料が詰まって出てこない症状がでたら、まずはジェネレーターのトラブルを疑いましょう。

ガソリンランタンを使っているといずれ発生します。故障ではないですがよくあるトラブルです。

ジェネレーターという液体の燃料を気化させるための部品があるのですが、その内部に煤が溜まって燃料の通りが悪くなるのが原因です。

燃料バルブの可能性も否定できませんが、まずは対処しやすいジェネレーターから確認してみましょう。

分解の手順

分解自体は難しいことはないのですが、パーツを破損させないように注意して作業してください。

特にジェネレーターのニードルは破損しやすいパーツのひとつです。

焦らずゆっくりと分解しましょう。

ジェネレーターへアクセスするために、ベンチレーター、グローブ、バーナー一式(Burner Assy)等のパーツを外します。

バーナー一式を取り外す際はマントルを壊さずにそっと取り外すこともできますが、組み立て後にマントルの破損に気が付かず使用すると、グローブの破損に繋がります。

作業が初めてなら、潔くマントルは新品に交換することにして除去してしまおう。

次にジェネレーターを取り外します。

ジェネレーターの付け根部分のナットを外してください。

こんな感じに結合しています。落とさないように注意しながら取り外しましょう。

取り外す際は、バルブのつまみを右側いっぱいに回しておくと写真のように中が飛び出してくるので作業がしやすくなります。

清掃

さて、さっそくジェネレータの内部を掃除してきましょう!

 

コイル上の部品を優しく丁寧に清掃してください。

バネのような見た目ですが、バネではありません。

曲げたり伸ばしたりすると変形し元の形状に戻せなくなりますので注意してください。

ニードル先端は変形しやすく、ここが曲がると使えなくなりますので注意してください。

黒い煤をブラシなどで取り除き、あればパーツクリーナーで洗浄します。

ノズルもの穴も掃除しましょう。写真では確認できませんが、穴の奥に更に小さな、針の穴程度の極小の穴があります。

レンチで外して、ここもパーツクリーナーでキレイにしておきます。

その他、汚れが気になる所があればこの機会に掃除しておくとよいと思います。

清掃が完了したら元通りに組み立てましょう。

分解と逆の手順で組み立てたら点火して症状が改善されているか確認てみると…。

点火するようにはなったけど、たまにブスブスいってますね。

ジェネレーターの根元から小さな炎も少し出てました。

残念ながらジェネレーターの寿命みたいです。

新品交換しなければいけませんがパーツが手元にないので注文して今回のメンテはここまで。

新品ジェネレーターが手に入ったらまた報告します。


部品交換の合図は?

ジェネレーターのメンテナンスの時期は使用状況でかなり変わってきます。

  1. ランタンの明るさが安定しない。
  2. バルブを開いても明るくならない、もしくは燃料が噴射されない。
  3. ジェネレーターの付け根から炎が出た。

この症状が出たらジェネレーターの交換を考える時期です。

今回紹介した方法で改善しなければ新品部品と交換してください。

作業に自身がない方はショップに頼んでも全然よいと思います。

自分でやってもショップに頼んでも、しっかりメンテナンスすれば愛着も増しますよね!

まとめ

ガソリンランタンがノーメンテナンスで仕事してくれるのは、私の使用感では最初の2〜3年です。

キャンプ中に突然のトラブルで使えなくなるのはよくあることです。

もしものときに備えて、交換用に主要部品は常にストックしておくのがよいと思います。

私が常備している交換用部品も載せておくので参考にしてみてください。

コールマン グローブ#4 R214A046J
コールマン(Coleman)

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