数年頑張って働いてくれた我が家の286Aですが、徐々に燃焼が安定しなくなってきました。
ジェネレーターの清掃を行ったら症状は収まったものの、ジェネレーターの付け根から炎が漏れているので新品ジェネレーターに交換しました。
286Aジェネレーターの分解メンテナンス方法はこちら↓
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ジェネレーターの交換手順
交換作業の前に、タンク内の空気圧を抜いてください。燃料キャップをしっかり締める事も忘れずに!
ベンチレーターとグローブを外します。
ヒートシールドを取り外します。これはフレームボトムに置いてあるだけです。
今回はバーナーフレーム(バーナーAssy)は外さずに作業します。
バルブノブを左に回しきってからジェネレーターを固定しているジャムナットを外します。
普通のレンチでも回せますが、専用のレンチがあるとコールマンのランタンメンテナンスが捗るのでおすすめです。
ジェネレーターを持ち上げて、バルブのエキセントリックブロックからクリーニングロッドのフックを外します。
バーナーAssyからジェネレーターを引き抜きます。特に固定などされていないのでそのまま抜いてください。
4年使ったジェネレーターと新品のジェネレーター。
ピカールで磨いたらピカピカになりました!
点火すると煤で黒くなるので特に意味はないですが磨きたくなります…。
尚、取り外したジェネレーターは、もしものときの交換用にキャップをつけて保管しておいても良いと思います。
ジェネレーターに、あらかじめナットを入れておきます。
バーナーAssyにジェネレーターの先端を挿入してからフックを掛けます。
ここでバルブを右に回してエキセントリックブロックを引っ込めます。
こうすることで、取り付けの際にクリーニングロッドのニードルを破損させるリスクを減らせます。
ジャムナットを締めたらジェネレーターの交換は完了です。
ヒートシールドを設置したら、マントルを取り付け空焼きし、グローブとベンチレーターを取り付けて作業完了です。
正常に燃焼するか実際に点火してチェックしておきましょう。
交換後もうまく燃焼しない場合
もしジェネレーターを新品に交換して、タンク圧力も正常なのにつまみをHighにまわしてもブスブスいってうまく燃焼しない場合は燃料バルブに原因があるかもしれません。
シューという音の他に「ジジッ」という音がしている場合はうまく燃料が上がってきていません。
燃料の匂いを確認してみてください。無臭なら燃料バルブがうまく燃料を吸い上げておらずエアーだけが噴射されている状態です。
タンク内の燃料をジャブジャブするくらいに強めに揺すってみると改善することがあります。
だめなら燃料バルブの交換を検討してみましょう。
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