買い物目的で天童市のとあるお店に向かうも、到着したら開店前。ネット情報によると定休日でもないし、開店時間はとっくに過ぎてる。
たまたま開いていないだけかもしれないので、近くにあった舞鶴山を散歩することになりました。
舞鶴山ってどんな山?
自然豊かな舞鶴山は、市民の里山として親しまれており、室町から戦国時代にかけて天童氏が居城した山城の遺構が多く残されています。
一帯は市民の憩いの公園になっており、山頂の展望広場からは、月山や朝日連峰などが一望できます。桜の名所としても知られ、毎年4月には、天童桜まつり「人間将棋」が開催され、多くの観光客が訪れます。また、全体が市民のウォーキングコースとなっており、4月~11月には、ドイツの「気候性地形療法」を取り入れた健康ウォーキングも開催され、多くの観光客や市民から親しまれています。
駐車場と登山口
駐車場向かいの広場。その奥に人間将棋用の将棋盤があります。
多分、ここに来たのは15年以上ぶりです。懐かしいです。
昔はここに城があったんですね。車で登ってくる途中になんとなくそんな気がしていました。
若い頃に舞鶴山には何度か来たことありますが、その当時はこういった地域の歴史や文化への関心が薄く…。
恥ずかしながら今日はじめて知りました。
ここが愛宕神社への入り口です。
裏参道を歩き山頂の愛宕神社へ
裏参道を歩いて、愛宕神社に向かいます。
登山道らしくなってきました。
舞鶴山西側の平野部が見渡せます。
ホタルブクロが咲いてました。
よく整備されているので、小さなお子さんでも安全に歩けると思います。
こちらの道は通り抜けできないようです。
ちょっとした広場に石碑がありました。
山頂到着。
最上義光によって滅ぼされたんですね。
こうやって地域の歴史を知ると、登山目的の山でなくてもとても楽しいです。
目的地に到着。お賽銭入れてお参りしたら下山です。
この植物は斜面にたくさん生えているのですが、実は理由があります。名前なんだっけかなー。
城があった時代の名残だそうで、攻めてきた敵への対策なんだそうです。
葉が抜けたり切れたりしやすいので、敵が崖を登る際にこの植物を掴ませ転落させる目論見だったそうです。
なんとKazuが教えてくれました。面白いこと知ってますね。
愛宕神社正面の階段。
駐車場に戻る道はいくつかあったのですが、正面の階段を下りきって北側に続く道で戻ることにしました。
この先に天童神社があるのかな?
来るときに使った道(裏参道)に戻りそうな気配。
思ったとおり裏参道に合流しました。通り抜けできないとありましたが、特に危険な箇所もなく通過できました。
老朽化した鳥居も見当たりませんでした。
すでに倒壊して撤去されているのかもしれません。
無事出発地点に到着。展望台から見える天童温泉街。
足元がサンダルでなければ、下の駐車場から登ってきても良かったかな。
まとめ
舞鶴山といえば「春に人間将棋が開催される公園があるところ」という認識が強かったのですが、実際は古い歴史を持った味わい深い山だと知ることができました。
登山というよりも、気持ちよくウォーキングが楽しめるといったほうが近いですね。
運動のために訪れている人々もたくさんいて、地元に根付き、愛されている山だと思います。
最後に…
下山後に気がついてしまったのですが、三角点を確認していなかったよ…。
これでは登ったとは言えないな。
神社付近には見当たらなかったように思うのですが、その後調べたら場所がわかりました。
意外な場所にあり、全く気が付きませんでした。
歩くのにぴったりなコースがいくつか有るようなので、また舞鶴山の近くに来た際に三角点を訪れようと思います。
〆