やまがた百名山 富神山へ
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やまがた百名山 富神山へ

2018年10月6日
やまがた百名山

やまがた百名山の富神山(402m)に行ってきました。

蔵王で一仕事した帰りに汗を流そうと百目鬼温泉に向かう途中うっかり視界に入る富神山。

登って降りても日没まで十分な時間があったので、もう一汗かいてから風呂に入ろうと思い急遽登山口へ♪

富神山ってどんな山?

写真は下山後、北側から

山形市の南西に位置するきれいな三角形の山です。山頂から蔵王連峰と山形市の市街地が一望でき、素晴らしい景観から、地元の方はもとより市内外から多くの登山客が訪れます。
慶長出羽合戦(1600年)の際、最上軍と上杉軍が激戦となった古戦場としても有名で、上杉軍の大将、直江兼続が山頂から遥かに山形城を望見したものの、霞がかかって見通せず、十日間も見つづけた逸話から、この山を「とうかみ山」、山形城を「霞ケ城」と称するようになったという説があります。

山形県山岳情報ポータルサイト やまがた山」より

登山口と駐車場

登山口は西登山口、北登山口、南登山口の計3箇所。

今回は西登山口から登りました。

登山口の両側に、合わせて十数台程度は停められそう駐車場があります。トイレ水場などはありません。

農道風の道から林道に入る入口の看板。
こういう看板が出ているってことは、採っちゃうひといるんだろうな…。残念ですね。
写真に撮れとかいてあるので、取らずにしっかり撮っておきました。

 

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選ぶべきは右か左か?

地図上は一本道ですが、山頂まで途中何度か分岐があります。

どちらに進んでも山頂に向かいますので迷うことはありません。小さなピークを踏みながら山頂に向かうか、巻くかの違いです。

右手の道を選び続けると山頂手前の登りまでは平坦な道を歩くことになるので、小さなお子様連れの方にはおすすめです。
ある程度の登り甲斐がほしいなら左手の道に進むと良いでしょう。

1つ目の分岐の先に小ピークに休憩用のベンチがありました。展望はないです。左手に見える道で下ります。

また分岐。ここも左は小ピークに向かう登り道。右は平坦な道。
地図に載っているのは右の道です。

思いつきで走って登ってみたら息があがり、2個めの小ピークでごろ寝して休憩。
どうやら私にはトレイルランは向いてないですね。
大の字で寝っ転がってたら、抜けていく風が本当に気持ちよくてあやうく寝るところでした。

ここを登りきったら山頂です。ここも駆け足で登ろうとしましたが結構しんどかった…

山頂は展望抜群!

登山口から30分弱位で山頂到着。

山頂からの展望は予想以上でした。山形の村山地区を一望できます。
ついさっきまでいた蔵王の山々も眺められました。

数百年前、最上義光を討たんとする直江兼続が、ここから同じ景色を見ていたのかもしれない思うと、ロマンを感じますね。そういえば近くに長谷堂城跡(これもやまがた百名山の一つ)もあるので、是非訪れてみたいと思います。

 

お決まりの三角点にタッチして、

ちゃんと神様にお参り。

山頂で景色を楽しんで、コーヒータイム中の紳士と少し話させていただりしながら休憩後下山。
小走りで登ったおかげでかなりいい汗かけました。温泉が楽しみだ♪

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富神山から百目鬼温泉に向かう途中に見た蔵王。
空と雲の具合と蔵王の山容が素晴らしい!と、感じてわざわざ車止めてまで撮ったのにスマホで撮ったらこんなもんかと… いや、撮り方が下手なのか。
すごく雄大に見えてたんだけどなあ。

最後は百目鬼温泉の露天でのんびり蔵王を眺めながら風呂入って帰宅。
おかげさまで蔵王、富神山、そして温泉と今日も充実した一日でした。

地元で愛されている山には理由がある

最近思うのですが、地元に人々に長く愛されている低山や里山には、その地域の歴史がたくさん詰まったところが多いです。そういった歴史や風土なんかも知ったうえで歩いてみると、普通の登山とは違う風情を感じられ、単なる山歩きがとても味わい深いものに変わるということにきがつきました。自分の住む町の歴史を知るきっかけにもなります。

みなさんの地域にも歴史の詰まった低山や里山がきっとあると思います。
是非一度、足を運んでみてはいかがでしょうか?思った以上に楽しいですよ。