スノーハイクという新しい冬の遊び道具をご存知でしょうか?
「スノーハイク」という言葉を聞くと、スノーシューを履いて雪の中を歩くことをイメージなさる方が多いと思います。
ですが、実はここで言うスノーハイクは道具の名前です。子供も大人も楽しく安全に遊べる、いま最も新しい冬遊びの道具「SNOW HIKE(スノーハイク)」を紹介したいと思います。
SNOWHIKE(スノーハイク)とは?
幅が広めの短いスキーに、ビンディングがついています。子供用の長靴スキーととても良く似た外見です。
スキーとスノーシューの良い点を組み合わせたとっても便利な道具で、雪の上を歩く・登る・滑るを専用のブーツ無しで簡単に実現してくれます。
最大の特徴は、ソールの形状。
スキンシールと呼ばれる特殊な生地が貼られているので、前には滑るけど後ろには滑りにくいという特徴があります。
専用のブーツなどは必要なく、22cm以上の靴であればどんな靴でも装着することができます。
※ソールはステップソールタイプもあります。
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スノーハイクでできること
①雪の上を歩く
見た目はショートスキーのようですが、つま先だけが固定されていて踵はフリー。
ソールは前には滑るけど後ろには滑りにくい特徴があるため、脚を前にスライドさせるだけで簡単に歩けます。
スノーシューよりも雪への沈み込みが少ないため少ない力で雪上を歩くことができます。
②雪の斜面を登る
前には滑るけど後ろには滑りにくいという性質のため、結構急な坂道も真っ直ぐ登ることができます。
③スキーのように滑る
簡単に雪上を歩くことができるスノーハイクですが、滑るときは少しコツが必要です。
踵が離れるため、慣れるまではなかなかうまく滑ることができません。
しかし、この「なかなかうまく滑れない」ことも、スノーハイクの面白さの一つです。
大人を童心に戻らせ、何気ない斜面がまるでビッグバーンのような刺激的な斜面に変わり、たくさんの笑顔と笑い声を生み出します。
大人も子供も関係なく同じフィールドで、同じ目線で楽しめるなんて素敵ことですよね。
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スノーハイクはとっても安全
そして、スノーハイクはとっても安全な道具です。
ですから初心者でも、子供でも年配の方も安心して遊ぶことができます。
その理由は滑走面にスキンシールがあってるため、それほどスピードが出ないこと。
もしも転倒しまったとしても、足元はふかふかの雪なのでケガのリスクが少ないからです。
スキー未体験の方でゲレンデに行くのは怖いけど、雪の上を歩いたり滑ったりして遊んでみたいという方にはぴったりです。
スノーハイクに適した服装は?
雪の中での活動となるため、スキーやスノーボードのときのような温かい格好が好ましいです。
転んだりすると雪が付き濡れてしまうので防水性のあるウェアがよいです。
また、活動中に身体が熱くなり汗でアンダーウェアが濡れてしまうと汗冷えの原因になります。
汗をかきすぎないように脱いだり着たりできるように重ね着しておくと体温の調節がしやすいです。
替えの手袋もあると安心ですね。
履物はゴム長靴でも大丈夫ですが、スノーブーツや登山靴などのように硬いほうが安定します。
普通のカップ麺が最高のご馳走に!?
天候が良ければ雪のベンチと雪のテーブルを作り、みんなで食べる青空ランチ。
これもスノーハイクツアーの楽しみの一つ。
普通のカップラーメンでも、最高のご馳走になります。
持ち寄ったお菓子をシェアしたり、山飯アイデアを交換したり、とっても楽しいランチタイムです。
屋外で食べる食事は、それだけで十分エンターテイメントになるんです。
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スノーハイクを体験するには
全国的にスノーハイクを体験できるところはまだまだ少ないですが、山形市の野草園は最高のスノーハイクフィールドです。
歩いたり滑ったりはもちろん、沢山の種類の植物を観察したり、運が良ければ野生動物に出会えるかもしれません。
地元のベテランガイドたちが、案内してくれますので安心してスノーハイクを楽しむことができます。
スノーハイクツアーの日程
開催日 | 1月14日(オープニング)・19日(土)・20日(日)・26日(土)・27日(日) |
2月2日(土)・3日(日)・9日(土)・10日(日)・11日(月)・16日(土)・17日(日)・23日(土) | |
3月2日(土)・3日(日) | |
開催時間 | AM9:30受付 AM10:00~PM2;00 ※天候や状況により時間の変更があります。 |
開催場所 | 山形市野草園内及び野草園周辺エリア |
参加対象 | 小学生中学年(ブーツサイズ22㎝)以上 |
募集人数 | 各日先着10名 |
参加費用 | 3,300円(ガイド料、レンタル料、保険料込) |
中高生2,500円・小学生1,800円 |
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テレマーク&マウンテンガイド IDEHA
昨年のIDEHAスノーハイクツアーに参加した際の記事↓
スタッフ研修の様子↓