天候がよくなさそうだったので予定していた月山は諦めて、近場の低山巡りに変更。
Somaが最上義光について調べる宿題があるようなので、最上義光にゆかりのある「城山(長谷堂城跡)」と「富神山」を巡ることにしました。
城山(長谷堂城跡)ってどんな山?
城山は、かつては長谷堂城という山城でした。石田三成(西軍)に与した上杉景勝の重臣直江兼続と徳川家康(東軍)に与した最上義光が激戦を繰り広げた出羽の関ヶ原と呼ばれる長谷堂合戦(1600年)では、10倍以上の軍勢を持つ上杉軍の侵攻に持ちこたえ、世に堅城として名を馳せました。山の随所には堀や曲輪といった防御施設が残っています。
山頂は石碑や東屋のある広場になっており、直江兼続が本陣を置いた菅沢山のほか、山形城跡(霞城公園)など山形市内を一望することができます。また、地元有志による植栽活動や自生植物の保護活動が行われ、身近な里山として親しまれています。
標高 | 230m |
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登山適期 | 4月上旬~9月 |
日程 | 日帰り |
駐車場と登山口
公園の隣にある結構広い駐車場です。収容台数は20台ほど。
ナビ通りに走ると細い道を走ってから写真の看板があるところに誘導されますが、348号線沿いの果樹園様となりから駐車場に入れます。
長谷堂城の戦いの解説。
400年前のこの場所で起こった話であると考えるとロマンを感じますね。
トイレ完備で必要ならストックも借りることができるようです。
登り始める前に看板で軽く予習しました。
城跡だっただけあって、山というより要塞ですね。
駐車場から一番近い八幡口から登ることにしました。
立派な石鳥居をくぐり抜けてスタート。
ザックは車に置いてきて空身で登ります。
八幡神社までの道は階段が整備されています。
八幡神社
階段を登り切ったところの右手の広場にある神社。
御前清水との分岐。
西向口、湯田口との分岐。
前から気になっていた植物の名前がわかりました。
シャガというようです。城山にはよくある植物のようです。
以前行った舞鶴山も戦国時代は軍事的な拠点だったところなのですが、同じようにこの植物が見られました。
山頂の手前にあった祠。
山頂到着。ちょっとした広場と東屋があります。
山形市内を一望することができます。
三角点はないようなのでここで証拠写真撮影。
なんか、カメラの設定が変な事になってて微妙な写真…。
やっぱり里山歩きは楽しい!
いつも里山を歩くと思うのですが、その土地それぞれの歴史があります。
特に今回の長谷堂城跡は最上義光や直江兼続などの有名な武将が登場する歴史がある場所だけに、感慨深いものがあります。時間が限られていたのでじっくり散策することができませんでしたが、この城山はとても見どころが多い場所です。
当時の情景を想い描きながら歩くととても楽しく、本当に味わい深い里山歩きができます。登ったり歩いたりしながら風習や文化を感じることも、里山歩きの醍醐味のひとつだと私は思います。
さて、次はこの足で富神山に向かいます。
〆